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魚津

金太郎温泉の特別企画「ぶらり旅」で、魚津の水の循環を体感!

こんにちは、とやまめぐり編集部の曽我です。今回は、2025年5月から始まった金太郎温泉の特別企画「ぶらり旅」に同行し、魚津の水の循環を体感してきました!

「ぶらり旅」とは

「ぶらり旅」は、金太郎温泉の宿泊客の皆さんにより魚津を楽しんでいただくためにスタートした、数時間でスタッフお勧めの魚津市内の名所を回るツアーです。2025年8月時点では、参加費は無料となっています。

5月のスタート当初は予約が少なく、実施しない日もありましたが、少しずつ人気が高まり、今ではほぼ毎日やるようになった、とのこと。

「金太郎温泉のお客様は、のんびりしにくる方が多いのですが『せっかくだから少し周辺をぶらぶらしたい。でも車がないと行けない。困った……』というご要望をいただくことが多く、それに応えたいと考えスタートしました」と、地元育ちの支配人、浦崎将寿さんは語ります。

なお、他に「館内ツアー」の企画もあるのですが、「温泉の地下の機械室を見られて、面白い」と評判です。よろしければ体験レポートもご覧ください。では早速、今回の「ぶらり旅」の様子をお伝えします。

桃の直売所へ

金太郎温泉のワゴン車に乗り10時半に出発。まずは桃の直売所に寄ろう、としたところ……この日は10時の開店からたった30分で売り切れてしまっていました。

代わりに後ほど、金太郎温泉のロビーでこの時期だけ売っている桃を買いました。

10分で、山の中へ

魚津市は、以下のような特徴があります。

・2,300メートルの山頂から水深1,000メートルの海底まで高低差が3,300メートルもある
・水が市内だけで循環している

そんな魚津市の特徴を思う存分楽しんでいただきたいという思いから、今回の「ぶらり旅」のテーマに「魚津市の水循環」を掲げています。川を巡り、海を目指すコースです。

まず山の方を目指して進んでいきました。目的地は、片貝川キャンプ場です。川沿いのキャンプ場で、風が涼しくて快適でした!

さらに山奥へ!

今回は、参加者のみなさんに「もっと山の中に行ってみましょう」と提案したところ「ぜひ!」という話になりました。そこで、源流のある「蛇石」というポイントまで10分ほど車を走らせることに。

道中にも、楽しいスポットが!モリアオガエル等の生息地です。小さな池に、カエル、おたまじゃくしがいました。モリアオガエルの卵と思われるものも、ありました。

源流に近い蛇石は、さらに涼しく、風がさわやか。川の水もひんやりしていました。蛇石の前でしばし、避暑を楽しみました。

「東山円筒分水槽」へ!

次は山を下り、東山円筒分水槽へ。円筒分水槽は、農業用水を均等に分配する設備で、ここは、2020年4月3日に国の登録有形文化財 (建造物) に登録されました。

浦崎さんの説明を聞いたあと、上からの眺めも楽しみました。遠くに山々や海が見える、絶景が広がります。みなさん、熱心に写真を撮っていました。

「海の駅蜃気楼」で食事と買い物を満喫!

最終目的地の「海の駅蜃気楼」に着く前に、魚津駅の近くにあるかまぼこ屋の「河内屋」に立ち寄りました。どれもおいしそうで、心躍ります。

その後、「海の駅蜃気楼」へ。ここでは、それぞれが食事や買い物をしました。今回、私は海鮮丼をいただき、旬の新鮮なお刺身を食べ、大満足のランチになりました。

お客様の声

「ぶらり旅」終了後、参加者の皆さまに感想をお聞きしたところ、こんな声をいただきました。

「源流の蛇石が1番心に残りました」
「東山円筒分水槽もよかった」
「案内して、説明してくださるのがうれしかった」

とても気に入ってくださったので、他の目的地に行く次の日の「ぶらり旅」もご予約くださいました。

ぜひみなさまも、金太郎温泉にお泊まりの際は、「ぶらり旅」にご参加ください!

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