富山のグルメを楽しむ

魚津市

古民家でゆっくり過ごせる、甘酒を使ったジェラート店「BOBO.」(魚津市)

こんにちは、フロントスタッフの坂東です。今回は金太郎温泉から車で約13分の場所にある、ジェラートのお店「BOBO.」をご紹介します。

「BOBO.」=小さな丸い粒

BOBO.は、店主がおばあさまから「無添加天然醸造 宮本みそ店」を継ぎ、新たにオープンされた甘酒を使用したジェラート屋です。
発酵の力に魅せられた店主が、発酵に欠かすことのできない糀を使って、新しい何かをつくり出すことはできないか、幅広い世代に楽しみを与え交流を生み出すことはできないかと考え、ゆっくりと気ままに過ごせるようなジェラート屋を作りました。

また、「BOBO(ぼぼ)」は、魚津弁で小さな丸い粒という意味があります。BOBO.に集まる小さなアイデアにたくさんの人が関わり、じっくりと熟成させながら育て、そして地域に笑顔を与えていく場所になることを願って、「BOBO.」と名付けられたそうです。

このようにして生まれたBOBO.には、若いカップルや小さなお子様連れのご家族、ご年配の方まで幅広い方が遊びに来ています。
築40年の古民家を改修してつくられたBOBO.の店内は、木を基調とした空間で、懐かしさを感じる学校の椅子や、靴を脱いでゆったりと過ごせる畳敷きの小上がりがあります。「BOBO.」に込められた願いの通り、ふらっと遊びに行きたくなるような空間です。

そして、この古民家は国道8号線を外れ、田畑に囲まれた場所にあるため、とてもゆっくりとした時間が流れているようでした。ただ、魚津で暮らしている私でも、最初はどこにあるのか見つけづらい細い道を進んだ場所に立地しているので、グーグルマップをよく見ながら行くのがおすすめです!

完全無添加・植物性由来の原料のみ使用のジェラート

BOBO.のジェラートは、宮本みそ店の定番商品である甘酒をたっぷり使用しています。

また、牛乳ではなく豆乳やアーモンドミルクといった植物性のミルクが使われ、植物性由来の原料のみで作られています。牛乳のほか、卵、白砂糖、乳化剤、安定剤を使用していないため、小さなお子様やヴィーガンの方も安心して召し上がれるジェラートです。

この日は、「甘酒豆乳ミルク」「甘酒ブルーベリーソルベ」「さつまいもミルク」「リッチチョコレート」「甘酒黒ゴマミルク」「甘酒と梨のソルベ」の6種類のジェラートがありました。
ジェラートに使用されているブルーベリーやさつまいも、梨などは魚津産のものだそうです。地元で獲れた食材が使用されているのは、なんだか嬉しい気持ちになりました。

今回は、「甘酒豆乳ミルク」と「甘酒ブルーベリーソルベ」の2種類を注文しました。

植物性なのに濃厚!

甘酒豆乳ミルクは、牛乳や白砂糖が使われていないそうですが、とても滑らかで甘さもちょうどよく、濃厚な味わいです!カシューナッツやメープルが入っているからか、香ばしさも感じました。甘酒の風味はほんのりするくらいで、とても食べやすいです。

ブルーベリーソルベは、ブルーベリーの風味がしっかり感じられ、つぶつぶとした食感も残っていています。ブルーベリーの爽やかさがあるので、濃厚なミルクジェラートと一緒に食べるのもおいしかったです。

宮本みそ店の商品も販売

BOBO.では、宮本みそ店の味噌や、ジェラートに使われている「飲む糀(こうじ)」なども販売されています。すべての工程を手作業で丁寧につくられており、昔懐かしい手造りの味だそうで、こちらも試してみたいと思いました。

糀(こうじ)から人々の交流を生み出すBOBO.

普段イートインで利用できる席や、店内にあるキッチンは、レンタルスペースとして地区の会合やベビーマッサージ教室、料理教室などでも利用されているそうです。実際に地域の方々が交流し、さまざまな意見を交換できる場所となっているのが素敵だと思いました。

ぜひ甘酒を使ったジェラートを食べに、誰かとおしゃべりをしに、BOBO.へふらっと遊びに行ってみてください。

「BOBO.」基本情報

住所:富山県魚津市宮津2025 
TEL:0765-32-4156
営業日:水・木・金・土曜日 11:00~17:00
定休日:日・月・火曜日、他不定休
ウェブサイト
インスタグラム


金太郎温泉からの行き方
車で約13分(地図はこちら

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